1994年にオリバー・アイク(Oliver Ike)とマーク・ニューソン(Marc Newson)の運命的な出会いによって生み出されたアイクポッド。 のちにアップルウォッチのデザイナーとなるマーク・ニューソンの代表的な作品名「POD」とオリバー・アイクの苗字から命名されました。 90年代半ばに発表されたマーク・ニューソンによる時計は当時の常識を覆す大胆なデザインでありながら計算された着け心地、スイス製自動巻ムーヴメントを搭載していました。本格的なこの時計は瞬く間に世界中の時計愛好家をはじめアーティストやデザイナー、シリコンバレーのスターの手首を飾り、一世を風靡しました。 しかし、惜しまれながら2013年にブランドは休眠します。 そして、2019年。長い休眠を経てIKEPODは復活します。 アイコニックなケースデザインはそのままに、著名なデザイナー、エマニエル・ギョエによって再考された新たなダイアル、そして、機械式からクォーツムーブメントに変更することで時代にあった価格で「サステナブルな価値観」と「価格が審美の基準を表すものではない」というブランドの意思を示しています。