フランス発時計ブランド【Bell&Ross】今や各社がこぞって手掛けるミリタリーテイストの時計の先駆けでもあり、ミリタリーな雰囲気にデザイン性、実用性を兼ね備えたフランスを代表する時計ブランドです。今や定番化したコックピットの計器をモチーフにしたBR01&BR03シリーズは多くの著名人にも愛用され世界的デザイナーかつ時計コレクターであるラルフローレン氏がプライベートで着用するだけでなく広告ビジュアルにも使用した逸話はあまりにも有名です。
今年のバーゼルワールドでも多くの新作や限定モデルを発表。中でも角型のダイバーズウォッチBR03-92 DIVERは発表後、入荷前から予約が殺到する注目モデルとして脚光を浴びています。
今回、そんな【Bell&Ross】の世界観を体験するBell&Ross パリツアーに参加。
スイスに本社の拠点を置くブランドが多いなか、Bell&Rossはパリ発信のブランド。デザインやモノつくりのコンセプトなどフランス人ならではの感性とセンスを感じさせ人気を博しています。
パリ到着後、早速Bell&Ross本社を訪問。凱旋門からほど近いBell&Ross本社のあるパリの街並みは歴史を感じさせる建造物が建ち並ぶ整然とした美しい街並み。街行く人々の着こなしも流石の一言!目に飛び込んでくるもの全てにおいて刺激に満ち溢れています。
今回、CEOのカルロス・A・ロシロ氏はアメリカ出張の為、不在でしたが同じくBell&Ross創設者でクリエイティブ•ディレクターのブルーノ・ベラミッシュ氏が本社でお出迎え。社内を案内してくれました。
オフィスは100年以上経過した非常に豪華な建物を改装し、オフィスとして利用。揃えられた家具はジャンルや年代、素材の異なるものを巧みに組合わせレイアウト。センスを感じさせるものが至る所にさりげなく点在。壁にはデザインをする上でインスピレーションとなりうる写真が多数、掛けられていました。
パリのオフィスにはスイスのファクトリーを除いた全てのセクションが集まり、スタッフ同士の風通しの良さを感じる非常にいいオフィス。最上階にはブルーノ氏の部屋があり、この部屋で時計のデザインを起こし、これまでに数々の名作が誕生。作成されたデザインはMACにてデータ化され、最近では3Dプリンターを使用したモックも製作しているそうです。
Bell&Ross本社を後に翌日に訪れた場所はBell&Rossパリ店。今年の目玉商品のダイバーズモデルやF1ルノーチームとのタイアップモデルからインスピレーションをえたダイバーとレーサーのゴーグルをモチーフにしたBell&Ross最新のディスプレイと最新モデル、レアモデルが数多く並んでいました。
今回のツアーではBell&Rossのモノつくりに対するインスピレーションの一端をパリの街を巡ることで垣間見ることができたと思います。
パリにはエッフェル塔や凱旋門をはじめとした世界的建造物やルーブル、オルセーをはじめとした美術館など1日では回りきれない名所や芸術作品が多く存在し、そのどれもが圧倒的なスケール感で膨大な時間と費用、それを作り上げるための労力がかかっていることが一目でわかるものばかり、その壮大さ、荘厳さにただただ、圧倒されっぱなしの連続でした。
今回のBell&Rossツアーに参加させていただくにあたり、ご尽力いただいた関係者各位の方々、本当にありがとうございました。