Blog 2018/9/19

Half a century

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 少し早いかもしれませんが、2018年も4分の3が終わり残す所3ヶ月となりました。

私はひとつ年を重ねることが驚異的なスピードに感じています。

時間を大切に使い、毎日を充実させないとあっという間に人生が終わってしまうとつくづく実感しております。

 

 さて、2018年はIWCが創業150周年を迎え、ジュビリーコレクションという限定モデルが話題となりました。
2019年は何か節目のブランドやコレクションがあるだろうかと考えて、私の頭に真っ先に浮かんだのはゼニスでした。

1969年に完成したマニュファクチュールムーブメント“エル・プリメロ”、並びにこのムーブメントが搭載されたモデル“クロノマスター”が発表されて50年を迎えます。

エル・プリメロといえば時計好きの方であれば一度はその名を聞いたことがあると思います。それぐらい有名なムーブメントです。
では一体何がすごいのか。

 

 少し噛み砕いてご説明すると、機械式時計の内部にはテンプという人間の心臓のような役割を果たす箇所があります。

そのテンプの振動数により1秒という時間をうまく調節するのですが、多くのムーブメントは一時間当たり21,600振動や28,800振動が一般的です。以前は18,000振動が多かったようですが、技術の進化により上記の振動数が主流となっています。

こういった振動数でも精度は一定に保たれ、日常的に使用して支障をきたすようなことはありません。

 しかしゼニスはさらにその上をいく、36,000振動を誇る自社ムーブメントを50年も前から製造し続けています。

さらに、ただ振動数を高くして高精度を保つだけでなく
振動数が高い=それを動かす長時間のトルクが必要
ということになりますが、この振動数でパワーリザーブが約50時間も確保されているのが驚きです。
これには長い開発期間と高い技術力が必要で、ゼニスはそれらの壁を乗り越え“天頂”とも言えるムーブメントを生産しているのです。


 
 ちなみにこのエル・プリメロはゼニスの自社ムーブメントでありながら、いくつかのブランドへと供給されていました。
パネライやロレックス、タグホイヤーやウブロなどがその例です。

 

 そして2017年には“エル・プリメロ21”という新しいムーブメントが搭載されたデファイが発表されました。
エル・プリメロ21はこれまでのテンプの振動数を大きく覆す、360,000振動を誇ります。
時計とクロノグラフの香箱が別々に設けられ、時計は50時間、クロノグラフは50分のパワーリザーブがあります。

一番の特徴はクロノグラフの動きかた。
360,000振動することで100分の1秒まで計測が可能です。(つまり1秒に1周します)

 まだゼニスからの正式な発表はありませんが、2019年に何が起こるのか。
注目のブランドのひとつでしょう。

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