Blog 2020/8/29

GOLD

貴金属の中でも特に人々を魅了してきたゴールド

その美しい光沢はもとより加工しやすいという性質を持つ金属で、単体の金そのままで自然界に存在しているため精錬が必要な鉄などよりも早く、紀元前6000年以上前から人類は利用してきました。王族や支配者が権力を示したり祭祀や宗教儀式を行うために金の装飾品や神殿などを作り、その輝きによって神秘性を高めていたと言われています。有名なものとしては「ツタンカーメンの黄金のマスク」などが広く知られていますね。

 

ゴールドの魅力

そもそも、何故ゴールドは世界中で価値のあるものなのでしょう。

実は人類がこれまでの歴史でに掘り出したゴールドの総量は14万~15万トン程度だといわれ、今後掘り出し得る金の地下埋蔵量は、6~7万トン程度(競技用オリンピックプール1杯分)といわれています。現在の配給量と照らし合わせると、あと20~25年ぐらいしか供給できないのではとの意見もあります。また、1トンの金鉱石からわずか5グラムほどしか金は採取できず非常にコストもかかることから、年々その価値・価格は高まっています。

希少な物質であることも価値ではありますが、ゴールドの魅力はやはりその輝きではないでしょうか。

時間が経っても退色せず腐食もしにくい為、普遍的な輝きを保ち続けます。前述のツタンカーメンのマスクなど何千年前のものであっても、その美しさに魅了されてしまいます。また金属としては柔らかく加工しやすいので、金糸や金箔など装飾品や工芸品にも多く用いられています。さらに工業用として精密機械などにも使われ、まさに価値のある物質と言えるでしょう。

 

受け継いでいく価値

世界中でもゴールドに対する価値は高く、特別なものとして捉えられているようです。i以前テレビで見たのですが、中東のある国では人生の節目にゴールドのアクセサリーを贈るそうです。それは昔から「ゴールドは身を助ける」という言い伝えがあり、自身の御守りのように守ってくれるという意味と、窮地に陥った時にお金と同等の価値があるからということでした。その国では代々ゴールドのアクセサリーを受け継いでいくことが、家族の絆につながるそうです。

先日ご来店頂いたお客様が素敵なゴールドのペンダントヘッドを着けられていたのですが、お誕生日にお母様から受け継いだものでした。一度溶かして新たな形にされたそうですが、肌身離さず着けられているそうです。

普段身につけ、次の世代に引き継げる品として「時計」も挙げられます。機械式時計は、定期的にメンテナンスをきちんと受けて頂ければ長くお使いいただけます。当店にも時計を親御さんや先輩から譲り受けたという方のお話をよく耳にします。次の世代に受け継いで欲しいゴールドウォッチをご紹介致します。

 

【IWC】ポルトギーゼ・オートマティック

ケースサイズ:42.3mm
価格:¥2,515,000+税

 

 

【パルミジャーニ・フルリエ】トリック カリテフルリエ
ケースサイズ:40.8mm
価格:¥2,560,000+税
 
 
 
【ブライトリング】AVI 1953 エディション
ケースサイズ:41㎜
価格:¥2,300,000+税

 

どの時計もシンプルで美しいデザインなので、ゴールドの輝きが引き立つ印象です。また、赤みのあるゴールドは日本人の肌にも馴染みやすいので、ギラギラしすぎず上品な印象なので一度お試し頂きたい時計ばかりです。

実は当店の店名「Oro-Gio」の”oro(オロ)”は「ゴールド」の意味なんです。単なる装飾品としてだけでなく御守りのような存在であったり、一生のパートナーとして素敵な時計と出会えるお手伝いが出来るようこれからも頑張りたいと思います。

Oro-Gio 大平

 

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