Blog 2020/11/11

万年筆を楽しむ

ツイッターで世界のトレンド一位になるなど、今年のドラマの中でも盛り上がっていた【半沢直樹】

私も、毎週日曜日は欠かさずに見ていた一人でした。

今回の『半沢直樹』の劇中でキーアイテムとなっていた万年筆。賀来賢人さん演じる森山の愛用品として登場しました。

かつての友人からもらった特別な品物ということで「万年筆は一万年後もずっと使えるから”万年筆”っていうんだ」というエピソードも印象に残りましたね。そのドラマの中で万年筆に今回は注目してみました!!

メールやSNSなど文字を打つコミュニケーションに慣れてしまい、久々に字を書いたときに、上手く書けないなんてことに身に覚えはないでしょうか。そこで最近は、改めてアナログな道具が見直され、特に万年筆の人気が再燃しています。同じものでも使う人の筆圧によって字の表情が異なり、自分だけの好みの書き味に育てていくことができるデリケートな筆記具。その独特な書き味と個性が出る筆跡に、ハマってしまう!使い捨てのペンとは違い、じっくり長く付き合えるのも魅力のひとつですよね。

書くことは日々の楽しみでもあるかと思います。

 

書いた文字を見返すと、その時の出来事や感情をまた蘇らせてもくれるので書くという一過性の楽しみに、読み返すという持続的な喜びを与えてくれます。万年筆は疲れ知らず表情豊かで、その楽しさを頼もしく支える相棒といえます。万年筆に様々なインクを入れるのは、色には無視できない印象や意味合いがあり、使い手の好みがあるといわれます。見え方は相対的なので、密度や近くにある色で紙面の印象はガラッと変わります。インクと万年筆で綴られる文字は一本一本表情が違います。まずは用途を考えることから。手帳用なのか仕事用なのか。例えば手帳なら細字が便利です。ペン先で字幅が細かく選べて、書き味ペン軸の中に入れたインクが、筆圧をかけることで小さな金属を2つに割ったペン先に伝わるという、デリケートな書き味の筆記具のため、太さや重さなど、手にしたときの感触もとても重要なってきます。

注目の万年筆もこれからブームがきそうな予感がしますね✨

Oro-Gio 今城

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