Blog 2021/3/5

ALL BLACK

ケースもダイヤルも黒でまとめたオールブラックは、時計界のトレンドの一つとなっています。

この手の時計が誕生したのは、2000年中頃と言われています。スマートフォンの普及とともに時計の存在意義が時間を見るものから自分を飾る一つのアイテムとして変化していった時代でした。現代の真っ黒な時計には、むしろブランドの個性をより強く引き出す技術力の一面としてフォーカスされつつあります。黒い特殊素材を時計に取り入れ、よりタフに進化する時計が増えているのが、今のオールブラックの特徴だといえます。

ブラックケースの原点は、ミリタリーから始まりました。戦場で戦う兵士達は、腕時計のケースが反射して敵に見つかることを防ぐ為にケースを黒く塗ったのが始まりと言われています。

しかし、今の時代のブラックケースはデザイン的な要素が強くなっています。

時計のコンセプトを強化させたりするのに、ブラックケースが役にたちます。
ブライトリングではアベンジャーシリーズでブラックケースを採用したモデルがあり、
チタンケースにDLCコーティングを施しているので、
見た目は無骨でミリタリー感のあるモデルですが、軽く着け心地も良い時計です。

【ブライトリング アベンジャー オートマチック GMT 45 ナイトミッション リミテッドエディション】
品番:V323952A1L1X1
ケース径:45㎜
パワーリザーブ:42時間
ケース素材:DLCコーティングチタン
価格:¥567,600(税込)
世界限定2000本

ケースをブラックにする方法として最も一般的なのは、上記のようなブラックPVDやDLCのような表面加工ですが、近年はカーボンやセラミックなど、黒いハイテク素材を使うことも多くなってきています。

 

【パネライ サブマーシブル カーボテック】

品番:PAM00960
ケース径:42㎜
パワーリザーブ:72時間
ケース素材:カーボテック
価格:¥2,112,000(税込)

軽くて頑丈なカーボンファイバーシートを何枚も重ね、樹脂とともに高圧圧縮した素材がカーボテック。
これをケースの形にして作り出したタフなケースです。
木目状になっているケースは、一つとして同じ風合いがないのも特徴です。

 

【ゼニス DEFY CLASSIC】
品番:49.9000.670/77.R782
ケース径:41㎜
パワーリザーブ:50時間
ケース素材:ブラックセラミック
価格:¥924,000(税込)

セラミックはステンレススチールと比較しても耐傷性が高くて錆びることもなくアレルギーとも無縁のため、時計の素材として非の打ち所のない素材といえます。
セラミックのケースというとマットな印象が強いですが、デファイ クラシックは鏡面部分もあるブラックセラミックケースで上品さがある時計です。

このように、オールブラックなデザインも元々はミリタリーウォッチにルーツがありましたが、現在ではそのシックな雰囲気で人気となっています。一見どれも特徴の強い時計ですが、自己主張のあるアクセサリーとして周りと差をつけてみてはいかがでしょうか?

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Oro-Gio 河野

 

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