Blog 2021/4/30

誰かに話したくなる時計ブランドのサスティナビリティ

   近年環境問題への意識の高まりから、社会全体が環境の保護の取り組みや、自然に優しく負荷の少ない商品が注目を集めています。ニュースなどでもよく目にする「SDGs/エスディージーズ」=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)が掲げる17の目標の中にも「12.つくる責任 つかう責任」があり、持続可能な生産と消費の確保が求められています。

と、ちょっと難しい内容のように聞こえますが、世界中にファンを持つ時計ブランドがどのように環境に配慮して開発をしているのかを知ると、誰かに「実は・・・」と話したくたくなりますよね。

今回は思わず人に話したくなるような各ブランドの取り組みをお伝えします。

 

【PANERAI ー新素材eSteel™】

「LABORATORIO DI IDEE」=「アイディアの工房」として技術革新を続けるパネライが開発した新素材は「eSteel™」=イースティールです。

これはパートナー企業と共同開発した新しい素材で、37%がリサイクルされた合金となっておりケースとダイヤルに使用されています。ストラップはリサイクルテキスタイル製で、リューズはダイヤルと同色のラバーコーティングされています。

グラデーションカラーのダイヤルも美しく、カラーはBlu Profondo(ディープブルー)とGrigio Roccia(ロックグレー)の2色あり、各色世界限定500本の貴重なモデルとなります。

 

ルミノール マリーナ ESteel™ Blu Profondo
品番:PAM01157  
ケースサイズ:44㎜ 税込価格¥1,056,000(予価)
https://oro-gio.co.jp/watch/ルミノール-マリーナ-esteel-blu-profondo/

 


ルミノール マリーナ ESteel™ Grigio Roccia
品番:PAM01358
ケースサイズ:44㎜ 税込価格¥1,056,000(予価)
https://oro-gio.co.jp/watch/ルミノール-マリーナ-esteel-grigio-roccia/

 

 

【IWC ー紙素材のストラップ】

これまでも独自の素材を開発してきたIWCは、紙素材の時計用ストラップ「TimberTex」シリーズを発表しました。

森林管理協議会の認証を受けたヨーロッパ産の木材を採用し、素材の80%が天然の植物繊維でできています。イタリアの伝統的な製紙技術を用い着色には植物由来の染料を使用しているため、ひとつひとつが独自の風合いに仕上がります。

ラグジュアリーな外観で柔らかくしなやかなで、ブルー、ブラウン、ブラックのカラー展開があり、現在のところポルトギーゼ・クロノグラフ、ポルトギーゼ・オートマティック40、ポートフィノ・オートマティック、ポートフィノ・クロノグラフの4モデルに対応しています。
(画像のモデルはこちら→https://oro-gio.co.jp/watch/ポルトギーゼ・%E2%80%8Bオートマティック40-2/

TimberTexストラップ
税込価格¥20,900
*ご注文後2~3ヶ月程お時間いただきます

 

【ブライトリングーボックスもスマートに】

ブライトリングが提案するのは、実用的でスマートなボックスです。

100%アップサイクル素材で出来ており、布地からプッシュボタンまで同じ素材で作られているので、処理やリサイクリングへの対応も容易になり100%リサイクル可能です。しかも、素材だけでなく運搬方法も環境に配慮されています。ボックスは折りたたみ式で平らな状態で運搬する事で、輸送時のガス排出量も保管スペースも削減できます。さらに、ウォッチピローは、広げると時計を内側に収納できるため トラベルポーチとしても利用できます。(こちらのボックスでのお渡し時期は未定です)

 

 

身の回りの衣料品や食品にもサスティナブルな商品が増え、商品を選ぶときの理由の1つとなってきています。
他にも多くのブランドがこのような取り組みを行っており、お気に入りの時計を購入することでブランドの活動を支援することにも繋がり、私達にも参加出来るサスティナブルです。

 

(他ブランドの取り組みはこちらでも紹介しています)
https://oro-gio.co.jp/2020/01/16/orisが取り組むthe-ocean-project/

 

Oro-Gio 大平

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