Blog 2022/5/6

【注目ブランド】パルミジャーニ・フルリエの魅力と歴史

先頃、2022年の新作も発表され時計に造詣の深いファンからも大変、注目を集めている気鋭のブランド『パルミジャーニ・フルリエ』

今回は注目ブランド『パルミジャーニ・フルリエ』の歴史についてお話しさせていただきます。

1990年、専門家でもその構造が分からず修復不可能と言われたブレゲのシンパティック・クロックをおよそ2000時間かけて蘇らせ『神の手を持つ時計師』と言われた天才時計修復師ミシェル・パルミジャーニ 氏

彼は7年間学んだ時計学校を1974年に卒業し、1976年にはクヴェに自身の工房を構え、独立時計師と修復師として活動を開始しました。

なかでもパテックフィリップ博物館、デ・モン博物館の所蔵品やサンドファミリー財団が所有する歴史的な時計の修復を行ってきたことで彼の名声はより高いものとなります。

上記のブレゲのシンパティック・クロックの所有者でもあったサンドファミリー財団は彼の類い稀な能力を高く評価し彼自身のブランドの立ち上げを進め、強力な支援をすることで1996年、自らのブランド『パルミジャーニ・フルリエ』を設立。

2000年代に入るとケースメーカーとして高い評価を持つ『ブルーノ・アフォルテ(後にレ アルティザン ポワティエに社名変更)』、非常に繊細な部品であるヒゲゼンマイをはじめとした調速・脱進機などの微細な部品製造を担う『アトカルパ』、ネジなどの細かいパーツの切削加工を行う『エルウィン』を傘下とし、その後、高級ブランドのムーブメント製造も担う『ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ』、ダイヤルの製作を行う『カドランス&アビヤージュ』を設立したことでスイス屈指の一貫生産体制を行うマニファクチュールブランドとなり急成長を遂げました。

  

パルミジャーニ・フルリエが生み出す時計は黄金比に基づき、ケースのファルムや細部のディテールまで徹底して作り込まれ、精巧に仕上げられたムーブメントに至るまで外観のデザインと内部のメカニズムが完璧なまでに調和がとられています。
これは建築家を志したこともあるパルミジャーニ 氏だからこそのこだわりと言えるでしょう。

パルミジャーニ・フルリエの時計の素晴らしさを語る上で一つの有名な逸話としてヘンリー王子とメーガン妃の結婚式に、父であるチャールズ皇太子が着用していた時計はロンドンの時計店で自ら選んで購入したパルミジャーニ・フルリエの『トリック クロノグラフ』でした。
また、公務の中で袖口に同コレクションを着用している姿もしばしば目撃されています。

今後、ますますの躍進が期待できるパルミジャーニ・フルリエ。

【2022年パルミジャーニ•フルリエ新作】話題の新作、実機をレビュー!!

 

先日のスタッフニュースでも記載しましたが新作も大変、魅力的なラインナップが揃っております✨
生産本数や入荷本数も少ない為、気になる商品に関するご質問等ございましたら何なりとお問合せください。

オロジオ 井上

 

 

 

 

 

 

 

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