Blog 2018/8/28

ダイバーズウォッチだけが持つこだわり

こんにちは!

8月も早いもので残すところあと数日間となりました。

まだまだ連日猛暑の日々が続きますが皆様体調管理には十分に気を付けて下さい!

ファッション業界ではすでに秋物がちらほら見受けられますが、この猛暑だと、まだまだ半袖のファッションが続くと思います。

さて今回は、まだまだ続く半袖のファッションの腕もとを着飾る腕時計、その中でも男らしいデザインと実用性を兼ね備えたダイバーズウォッチを紹介したいと思います。

皆様はダイバーズウォッチと聞いてどのような印象をお持ちでしょうか?

男性向けの時計、サイズが大きい時計、ダイビングをする方が使う時計、ビジネスシーンではちょっとカジュアルではないか?など色々な印象をお持ちだと思います。

ダイバーズウォッチとは、手を洗った時や雨降りの中濡れてしまったりとか洗車をする時にわざわざ時計を外したくないとか子供と一緒にプールに行く時に時計を外すのは面倒だとか、本格的にダイビングをする時に安心して使用したいとか、そんな時に安心して使うことのできる防水機能を持った時計のことを言います。

防水機能に関しては、国際的にはISO(国際標準化機構)、日本ではJIS(日本工業規格)にて定義されている厳しい検査基準をクリアしなければいけません。

この厳しい検査基準をクリアした時計だけがダイバーズウォッチといえるのです。

ダイバーズウォッチの最大の魅力は防水機能だと思います。

ベーシックなダイバーズモデルは100m〜300mの防水機能を持っています。
これは、手を洗ったり、雨降りの中時計が濡れてしまったり、日常生活で使う分には充分過ぎる機能ですが、中には500m〜3,000mといった防水機能を持ったプロフェッショナルモデルもあります。

さらに、耐久性や耐磁性や耐震性、耐腐食性など、過酷な状況に耐えることのできる頑丈な時計がダイバーズウォッチには求められます。

これだけ防水機能がしっかりしていると、時計が汚れたりした時に手を洗う時に一緒に時計も洗う事ができ、常に時計はピカピカですよね!

しかし、海水で使用した時は錆びの原因になりますので、必ず真水できれいに洗浄をしてください。

しかし実際のところ防水機能が大丈夫とわかっていても、なかなか水中に自分の大切な時計を入れてしまう事は出来ませんよね!

ダイバーズウォッチは防水機能だけではなく、視認性も重要視されています。

インデックスにはアラビア数字や太めのバーインデックス、大きめの時針、分針を使用し、そのパーツには蓄光塗料が塗られています。

深海の潜水の時だけではなく、日常使用でも暗いところで時間がはっきり見えるのは嬉しいものです。

例えば映画館で時間が知りたい時とかはとても便利です。携帯電話を出して見るわけにもいきませんしね!

ダイバーズウォッチの定義で、暗いところでは、25cmの距離から時刻や時計の動きが目視できること。という規格が定義されています。

光が届きにくい深海作業で視認性を確保するということはプロのダイバーには命に関わる事なので絶対条件なのです。

蓄光塗料に関しては、昔はトリチウムが使われていましたが、微量の放射性物質を含んでいることから現在はルミノバが使われています。

このルミノバは普段目にする所でも使われているんですよ!

それは、非常口のマークやリモコン類などです。

これまでは、時計内部の機能でしたが、外部の機能にもダイバーズウォッチだけが持つこだわりで逆回転防止ベゼルがあります。

逆回転防止ベゼルは潜水時間を知るための機能でダイバーズウォッチの標準規格のひとつです。

そしてダイバーにとってこの逆回転防止ベゼルは命ずななのです!

ダイバーは、この逆回転防止ベゼルによって酸素ボンベの使用時間を計測します。

使い方は逆回転防止ベゼルの12時位置のマークを回して分針に合わせます。
そこから時間が経過して分針が指したベゼルの目盛り位置が、潜水時間になります。
もし分針が30を指していたら、海に潜ってから30分が経過したということになります。

ほとんどのダイバーズモデルの逆回転防止回転ベゼルは、逆回転防止と言うだけあって、反時計回りの一方向にしか回転しないようになっていて、潜水時間が間違っても短くならないようになっています。

ダイバーの命を守るためのもっとも重要な機能なのです。

そして逆回転防止回転ベゼルの12時位置には深海でも時間経過が分かるように蓄光塗料が塗られています。

実はダイビングの趣味がなくても、日常でこの回転ベゼルを使う事で、簡単に時間を計測でき日常生活でも大変役に立つんですよ!

例えば、約束までの残り時間や、コインパーキングに駐車した時の経過時間を測ったり、インスタント食品を作る数分単位の計測も可能なのでクロノグラフがなくても回転ベゼルだけで十分に計測できます。

是非ダイバーズウォッチを手にされた時は、是非試してみてください!

そして最後にすべてのダイバーズウォッチに搭載されている機能ではありませんがヘリウムエスケイプバルブがあります。

よくダイバーズウォッチを販売した時に、ケースの横にある丸いものは何ですか?と聞かれます。

この丸いものがヘリウムエスケイプバルブです。

ヘリウムエスケイプバルブとは、深海での飽和潜水など圧力が高い深海では窒素中毒を起こすために、ヘリウムと酸素の混合ガスが使用されています。

このとき分子の小さいヘリウムが時計内部に侵入し、浮上時にそのヘリウムが時計内部で膨張して時計を破損させる危険性があります。

そのため、ヘリウムを時計外に逃がすためのヘリウムエスケイプバルブが搭載されています。プロのダイバーには必ず必要な機能なのです。

下の写真のブライトリングのスーパーオーシャンのヘリウムエスケイプバルブは自動で作動します。ブランドによっては手動式のヘリウムエスケイプバルブもあります。

自動で作動するなんてすごく便利ですよね!

なかなか、この機能を使用する機会はそうそう無いとは思いますが、このような機能が付いている事を知っていると、つい話したくなりますよね!

このようにダイバーズウォッチには日常生活では、有り余るほどの機能が満載です。

それに加えてスタイリッシュだったら絶対に着けたくなりますよね!

そして、皆さんダイバーズウォッチといえばストラップはラバーストラップやブレスレットをイメージして夏ぽいと思ってませんか?

夏が終わり秋、冬になった時に、ストラップをレザーストラップに交換するとまた違った雰囲気でダイバーズウォッチを楽しむことができますよ!

すでにダイバーズウォッチをお持ちの方は是非お試しください!

私のおすすめのダイバーズウォッチをいくつか紹介したいと思います。

【BREITLING】
SUPEROCEAN II 44 JAPAN EDITION

品番・・・A192B84PSS

素材・・・ステンレススチール
サイズ・・・44mm
ムーブメント・・・ブライトリング17
振動数・・・28,800振動
パワーリザーブ・・・40時間以上
防水性・・・1000m防水

価格・・・¥464,400(税込)

 

 

【PANERAI】
LUMINOR SUBMERSIBLE 1950 3DAYS

品番・・・PAM01305
素材・・・チタン
サイズ・・・47mm
ムーブメント・・・P9010キャリバー
振動数・・・28,800振動
パワーリザーブ・・・72時間
防水性・・・300m防水

価格・・・¥1,080,000(税込)

【IWC】
AQUATIMER AUTOMATIC

品番・・・IW329005
素材・・・ステンレススチール
サイズ・・・42mm
ムーブメント・・・30120キャリバー
振動数・・・28,800振動
パワーリザーブ・・・42時間
防水性・・・300m防水

価格・・・¥653,400(税込)

 

是非、ダイバーズウォッチに興味を持たれましたら当店でスタイリッシュなダイバーズウォッチを体感してみてください!

皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。

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