近年、多くの時計ブランドが、通例の2年の保証期間を延長し始めていると耳にします。
時計界の王者と称されるロレックス。長く、他のブランドと同じ2年保証を貫いてきましたが、2015年より保証期間が5年に延長されています。
スピードマスター・シーマスターといった大人気モデルを擁するオメガ。
2018年7月1日以降に購入されたすべてのオメガウォッチに対し、国際保証を5年に延長することになっています。
そして、2019年11月から、IWCを始めカルティエ、パネライ、ジャガールクルトなどといったリシュモングループ系列の一部ブランドが、国際保証期間を従来の2年から8年保証へと延長することが発表されました!
2年保証が基本であった時計業界。近年延長されてるとは言え、長くとも5年と設定しているところがほとんどです。
そんな中で8年保証と言うのは、非常に思い切った施策だといえます。
なぜ、そのようなことがIWCにはできたのか?
それは、創業150周年を迎えた2018年に新たに広大な工房を完成させました。
これまで何ヶ所にも分散していた製造拠点すべてが、1つに集約されました。1つ屋根の下に全てがあるので円滑になり、問題が起きてもスピーディーに解決できるできるようになりました。
ただし、8年保証とするには以下の条件を満たすことが必要です。このプログラムは、IWCやカルティエなどリシュモングループが「長年にわたる製造技術への投資」が実を結んだ形だと言えます。優れた生産ラインのもと、高度なマニュファクチュールを確立することで高い品質の製品をお届けできる・・・高品質ゆえ、顧客に対して十分なアフターサービスを提供できるという。実際、自社製品に自信がなければ、保証期間の延長には踏み切れません。
2019年12月1日より、IWCのベストセラーモデル「ポルトギーゼ・クロノグラフ」が新しく自社製ムーブメントを搭載して生まれ変わりました!
新作とは言え、「マイナーチェンジ」がされ、外装面での大きな変更点はありませんが、やはり特筆すべきは自社製ムーブメント Cal.69355が搭載されたことです。
2018年に発表されたポルトギーゼ 150周年記念モデルにも採用された機械で、搭載ムーブメントが自社キャリバーに変わり、ケースバックがサファイアガラス製に変更になって、美しいムーブメントを眺めることができます。また、ムーブメントの変更に伴い、パワーリザーブが44時間から46時間に変わりました。
最新モデルのパイロットウォッチ・スピットファイアも登場❗️❗️
従来のシリーズは機体に着想をえたシルバーでしたが、それを軍用時計の歴史にならって再解釈したのが今年の新作になります。
こちらも、自社ムーブメントを搭載し、1940年代からの軟鉄インナーケースによる高耐磁仕様は
航空時計の意匠にミリタリーを象徴する紳士のためのミリタリーという新しい価値観が創造できるモデルとなっております。
【ポートフィノ オートマティック・クロノグラフ】
地中海の高級リゾート地ポートフィノからインスピレーションを得たエレガントな外観に、丸みを帯びたベゼル、ストレートなラグ、そして細身のローマ数字は、1984年に誕生した初代ポートフィノからのDNAであり、リーフ型の針は細く長くし、より一層気品を増すモデルとなっております。
高級時計の保証は2年保証が基本ですが、今が最高品質がかなえられる理想の時計を手にいれる絶好の機会です!!