100年以上の歴史を持つ老舗時計ブランドが多いスイスにおいて、2018年に創業したばかりの新星。
そのブランドの名前は”ノルケイン”。
まだたった数年の歴史しかないノルケインですが、その成長と業界関係者からの注目度は誰もが目を疑うほどです。今日はそんなノルケインの始まりや魅力について皆様にお伝えできればと思っております。ぜひお楽しみください。
※ノルケインのコレクション、モデル紹介は最後に行っております。
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〈What’s NORQAIN?〉
New(新しい世界に目を向け)
Open-minded(柔軟な思考と)
Rebellious(立ち向かう気概を備え)
Quality time(瞬間、瞬間に情熱を注ぎ)
Adventure(未知へ挑み続ける)
Independent(自分らしい生き方を探し求め)
Niche(誰にも似ていないことに誇りを持つ)
1988年生まれのCEO兼創業者のベン・カッファー氏。
父のマーク・カッファー氏は、25年以上にわたりスイス時計協会の理事を務める人物。また、さまざまなブランドのOEMなどを手がける時計製造会社のオーナーでもあるのです。
そんな父に育てられたベン・カッファー氏は、幼き頃から機械式時計に親しみがありました。
2006年にはブライトリングに入社、ブランドマネージャーやアジア地域のセールスマネージャーの経験を経て独立、2018年にノルケインを創業します。
今や強大なグループに属すブランドが多いスイス時計業界の中で、あえて家族経営を貫く独自のスタイルを確立しているノルケイン。貴重な独立系ブランドへの誇りを持っています。
独立系ブランドだからこそ、作りたいものを作れる。
投資家からのプレッシャーもない。
可能性に満ち溢れ、本物のスイス機械式時計の魅力を伝え作り続けることができる。
トビアス・カッファー氏
ベン・カッファー氏の実の弟であり副社長。
1990年、スイス生まれ。2013年にルイ・エラール入社後、スイスのジュエリーメーカーであるギベルグでインターナショナルセールスディレクターに就任。
現在は、ノルケインにてベンの右腕として、主にセールスを支える。
ここまで読んで、まだ歴史が浅く、家族での経営なんて、本当に大丈夫なブランドなの?と心配されている方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、そんな心配は全く無用、経営陣には腕時計業界で半世紀以上活躍してきた猛者たちが名を連ねており、確かな時計文化の継承と技術力がノルケインには備わっています。
CEOのベン・カッファー氏以外の経営陣をご紹介します。
◆マーク・カッファー氏
先ほどもご紹介したベン・カッファー氏の父。
時計製造会社ロベンタ へネックスのオーナーであり、スイス時計協会の理事を25年以上務めた実力者。
ロベンタ へネックスはスイス時計産業の拠点としてしられるビエンヌに本社があります。
◆テッド・シュナイダー氏
ベン・カッファー氏とは幼なじみで、ブライトリング社長を務めたセオドア・シュナイダー氏の息子。
◆マーク・ストライト氏
スイスのベルン出身で、アメリカとカナダのプロホッケーリーグNHLでスタープレイヤーとして活躍したスポーツ界のスーパースター。
そして、ノルケインといえば絶対に外せない名前がジャン-クロード・ビバー氏。
ブランパンの再興やウブロ「ビッグ・バン」のプロデュースなど輝かしい功績を数多く残し、時計業界のレジェンドと言われる人物です。
ジャン-クロード・ビバー氏は、2022年6月にノルケインの取締役会顧問に就任。
時計業界で名を馳せてきた彼が、この若きブランドと手を組み機械式時計への情熱を広めることを目指しているのです。
ノルケインのロゴは、2つのNを並べた山の頂を象徴しています。
スイスアルプスで生まれたノルケインは、独自の道を突き進むブランドです。
ノルケインのDNAは、勇敢な登山家精神と共鳴し、私たちを常に新たな地平へと駆り立てます。
ーノルケイン公式ホームページよりー
ノルケインの腕時計は、スイス ジュラ地方タヴァンヌを生産拠点とし、熟練した時計職人たちがすべて手作業で丁寧に組み立てています。
意外と少ない、機械式時計のみを製造する時計ブランドのひとつがノルケイン。
時計製造の限界値を引き上げ、品質を革新しつづける姿勢を表し、文字盤には「SWISS MADE」の文字が刻まれています。
家族経営による独立ブランドだからこそ、スイス時計を心から愛するファンのためだけに製品をつくることを可能にし、ノルケインがスイス時計界において永遠に際立った存在でありつづけることを保証しているのです。
2020年、ノルケインは、世界最高峰の機械式ムーブメント製造ファクトリー「Kenissi-ケニッシ-」とパートナーシップを結びました。
このコラボレーションによって、堅牢で高性能な最高品質のムーブメントを永続的に搭載することが可能になったのです。
ノルケインは今後の挑戦に必要だった開発力を得ることができました。
ノルケインは7年の歳月をかけて「NORTEQ®-ノルテック-」を開発しました。
この素材は、航空宇宙産業で使用されるカーボンファイバーにバイオ由来原料を60%含む高性能ポリマーマトリックスという素材を組み合わせることで、驚異的な強度と軽量性を実現。
その重さは、スチールの約1/6、チタンの約1/3。
これにより、究極のスポーツウォッチが完成しました。
さらに、生産工程で残った材料は100%リサイクル可能なのです。
革新的でありながら地球環境に配慮する、まさにノルケインの姿勢が表現された素材の開発となりました。
ノルケインは、3つのスピリットをコレクション名につけました。
ADVENTURE(旅立ち)
INDEPENDENCE(独立)
FREEDOM(自由)
各コレクションごとの簡単な特徴とおすすめモデルについてご紹介いたします。
トレイル、山頂、海、湖などの大自然に挑むスリルなどを体現。
未知への挑戦や冒険心を刺激します。
どちらかというとスポーティーなモデルが多いです。
▼ADVENTURE SPORT JP 42MM〈日本限定モデル〉
Ref.N1000S11A/T101
▼NEVEREST MT. FUJI SPECIAL EDITION〈日本限定モデル-富士山-〉
Ref.NN1001SC2A/WGL109/150S
▼ADVENTURE NEVEREST NIGHT SIGHT
Ref.NNB1001BBWA/IL107
※ADVENTUREのモデル一覧はこちら
自分の想像を超えた新しい世界に挑む勇気。
ブランドの中でも特別なコレクションとして位置づけられています。
独創的なモデルが多いです。
▼INDEPENDENCE SKELETON CHRONO 42MM
Ref.NN3200SC/B323
▼INDEPENDENCE SKELETON 42MM GREY
Ref.N3000SLA/G303/102SI
※INDEPENDENCEのモデル一覧はこちら
INDEPENDENCEコレクションでの注目モデルは〈Wild One〉
先ほどご紹介した独自のカーボン複合素材NORTEQ®-ノルテック-を使用した、究極のスポーツウォッチです。
スチールの約1/6、チタンの約1/3という驚異的な軽さに加えて、200M防水を備え、陸上や水中でのほぼ全てのアクティビティに適しています。
通常、機械式時計は衝撃のかかるスポーツ時などははずしていただくのが一般的ですが、このWild Oneなら機械式時計をつけながらゴルフやテニスなどのスポーツが可能!
ゴルフ中でもかっこよさを忘れないあなたの腕元は
きっとゴルフ場で注目の的になるに違いありません!
▼WILD ONE SKELETON JP 42MM〈日本限定モデル〉
Ref.NNQ3000QBW3AS/B016
▼Wild ONE Skeleton
Ref.NNQ3000QBQ1AS/B007
▼WILD ONE 42MM
Ref.NNQ3000QBT1A/T002
※Wild Oneのモデル一覧はこちら
世代を超えて受け継がれる、自由の精神を表現したコレクションです。
スイスの古き良き時計作りやデザインに敬意を払うクラシカルなモデルが多いです。
▼Freedom 60 Chrono Auto
Ref.N2200S22C/C221
▼FREEDOM 60 CHRONO 40MM
Ref.N2201S22C/IAA221
※FREEDOMのモデル一覧はこちら
オロジオでは、2023年、2024年と2年間ノルケインイベントを開催しました。
CEOのベン・カッファー氏とトビアス・カッファー氏が来日し、お客様と交流するという他ブランドではなかなか実現しないブランド本国の経営者と会うことができる貴重なイベントです。
ノルケインは、スイス時計のファンに直接ブランドの魅力を伝えることをとても大切に考えており、社長副社長は全世界を飛び回っております。
今年もどこかでお客様にノルケインの魅力をたっぷりお伝えするイベントができればと計画中ですので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
▼イベントレポートはこちらからご覧いただけます
・NORQAIN SPECIAL EVENT2023レポート
・NORQAIN SPECIAL EVENT2024レポート
ノルケインの魅力、語り出すと止まりませんね。
ただ、気になった方はぜひ一度、実際に時計を試着していただきたいです。
デザイン、装着感、一度試着した方はきっと忘れられない時計になるはず。
気になるモデルやブランドについて、ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
オロジオ
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