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BREITLING NIGHT by Oro-Gio

WATCH|2016.7.28 Photography:Satoru Hirayama
Text:Tomoko Nagata

〈BREITLING〉ファンが集結したアフターパーティ

年に一度の「CLUB BREITLING MEMBERS SALON 2016」。そのアフターパーティとして「BREITLING NIGHT by Oro-Gio」が、今年もOro-Gioのオーガナイズで開催された。梅雨明け前の6月下旬。〈BREITLING〉ファンたちがアクロス福岡のメンバーズサロンから、会場のOro-Gioへと移動する頃には雨もあがり、和やかな雰囲気のなかパーティは始まった。

昨年に続き、「STUDIO BREITLING」で技術トレーナーを務める林繁氏が来場。氏が一度ファンの輪に加わると、話は尽きない。ちなみに〈BREITLING〉で技術トレーナーの役職に就く者は、世界でわずか12名。質問が絶えないのは当然のこと、彼はブライトリング・ジャパンのアフターサービスの「顔」なのだ。

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「今年もようこそ」
エントランスでは、〈BREITLING〉ファンをOro-Gioのスタッフたちが出迎えた。双方から溢れる自然な笑顔に、深い信頼関係がうかがえる。久しぶりの再会なのだろう、女性同士で肩を抱き合い、目頭を押える瞬間も。心温まる光景がそこにあった。

「プロフェッショナルのための計器」を語る

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19時。技術トレーナー、林繁氏のスペシャルトークが始まった。雰囲気が一転し、ファンの目と耳が氏に集中する。このスペシャルイベントは、今年で2回目という。林氏は「小宇宙とも言われる機械式時計の世界を、私たち技術者だけが知っているのはもったいない。皆さんにも見て、体験して、楽しんでいただきたい。だから今日は、止めろと言われるまでしゃべり続けます」と宣言。その熱い解説に、会場内のボルテージも徐々に高まっていった。

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写真左はこの日Oro-Gioの店内に並んだ〈BREITLING〉のヴィンテージ・モデル。20世紀初頭から飛行機の時代を切り開いてきたパイロットたちが命を預けた品であり、ブランドの歴史と哲学がそこにある。他にもさまざまなモデルが並べられ、改めてじっくりと試着し、堪能するファンの姿が多く見受けられた。
写真右は、MONTBRILLANT 38 JAPAN EDITION。直径38mmの小ぶりなサイズは性別を問わず、女性の細い手首にもよく似合う。否、女性が着けてこそ粋。Oro-Gioでも「ヨーロッパの大人の女性のよう」とお勧めしている。

〈BREITLING〉ファンとの熱い交流はまだまだ続く

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300以上もの部品からなる機械式時計、その外側のケースも計器のひとつという。「このケースの中には、あるかないか分からないくらいのサイズの小さな歯車もあり、ストップウォッチを形成する可愛らしいメカニズムがある」と林氏。その小さな世界に熱心に見入り、質問する人。確かめるように手に取る人。100%クロノメーター、メイド・イン・スイス等の同社のこだわりは、繊細で確かなものづくりを愛する日本人の胸を打つ。

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今年はスペシャルゲストとして、スイス本国から、ブランド・マネージャーのベン・カッファー氏が来場。日本の他、アジア各国を担当するカッファー氏。実はスイスの3部リーグでプレーするサッカー選手でもあるという。来福は2度目とのこと。握手や記念撮影など、ファンとの交流を楽しんだ。

パーティの開始から約2時間、未だ熱気は冷めやらない。最高の精度、信頼性、機能性を誇りとする〈BREITLING〉。機械式時計という魅力的な小宇宙への興味と情熱は、夜を徹しても語り続けることができるのだろう。

「CLUB BREITLING MEMBERS SALON 2016」

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パーティの前にアクロス福岡にて開催された、「CLUB BREITLING MEMBERS SALON 2016」。こちらも例年のごとく、県内外から多くの〈BREITLING〉ファンが集まり、会場は期待で満ちあふれていた。

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会場内では、〈BREITLING〉の技術者によるプレゼンテーションが披露された。技術者がムーブメントを分解していく手元が大型のスクリーンに映し出されると、多くのファンが食い入るようにじっと見つめる。その隣のスペースでは〈BREITLING〉の全モデルが一堂に会し、ファンにとっては思うが侭に試着できるという貴重な場となっていた。この機会にお目当てのモデルを試着して吟味する来場者と、温かく見守りながらアドバイスするスタッフとのやりとりが、なんとも微笑ましい。

またエントランスには、ワインなど用意されたミーティングスペース、小さな子ども向けのぬり絵コーナーも用意され、どちらも盛況。女性や子どもたちへの気づかいも感じられるイベントであった。

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1884年、「プロフェッショナルのための計器」として誕生した〈BREITLING〉。90年ほど前に作られた時計が、ブライトリング・ジャパン社へ届いたことがあったという。機械式時計はメンテナンスをすれば、50年、100年と動き続ける。最高の精度、信頼性、機能性を誇りとする同社のイベントとアフターパーティに触れ、ファンはその想いをさらに熱くしたことだろう。また来年の開催を、心待ちにしながら。

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information

ブライトリング・ジャパン ホームページ
http://www.breitling.co.jp
ラインナップはこちらでチェック。ケースや文字盤、ベルトの色や素材を組み合わせてのシミュレーションもできる。
STUDIO BREITLING(スタジオ・ブライトリング)
http://www.studiobreitling.com
時計のお手入れ方法や、メンテナンスアドバイスの予定などはこちらで確認できる。時計技術者によるコラムも読み応えあり。
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