ZENITHを共通項に! 華やかなナイト・パーティ
2014年11月。ZENITH(ゼニス)正規販売店であるオロジオにて、「ZENITH ×MEN’S CLUB NIGHT」が行われた。
この日は、「MEN’S CLUB」編集長の戸賀敬城さん。そしてファッションディレクター、スタイリストとして活躍する森岡 弘さんがゲストとして登場。ZENITHと時計にまつわる話を聞かせてくれた。
トークのはじまりは、おふたりの“今日の時計”から。もちろんどちらもZENITHからのセレクトだ。戸賀さんは「パイロット アエロネフ タイプ20」で、注文から1年半待ってやっと手元に届いたモデルだ。一見カジュアルだがZENITHならではの歴史の重みとマニュファクチュールの仕事ぶりで、軽くならないのはさすがのひと言。
森岡さんは「エル・プリメロ グランドデイト ムーン&サンフェイズ」クロノグラフでカジュアルだけれどエレガンスという立ち位置が気に入っている。「時計は小さいけれど、その人の“人となり”がすごく出るもの」とおふたり。確かに、今日つけている時計の個性とおふたりの雰囲気は、ぴたりと重なっているようだった。
ZENITHの代名詞であるムーブメント「エル・プリメロ」について、おふたりが考える時計と服の着こなし方についてと、トークは多方向に広がっていく。中でも印象的だったのは「大人の時計は、『いつも同じ』なんてことはありえない」というコメント。ビジネススーツの時、スマートカジュアルの時、そして休日のoffスタイル。例えば、24時間365日、革のビジネスシューズだけで過ごさないように、シーンやファッションに合わせて時計もつけかえてほしいとのメッセージが響く。
森岡さんが「大人のおしゃれは、やりすぎちゃいけないんです。1カ所ポイントを決めて『お、あの人、分かってるな』と思わせるくらいがちょうどいい匙加減」と言えば、戸賀さんが「そうそう、全身おしゃれしずぎると、コスプレになっちゃう!」と応酬。実はこのおふたり、先輩・後輩の仲。森岡さんは以前、「MEN’S CLUB」編集者であったそう。
楽しいトークの後、おふたりはステージを降り、参加してくださった方々との会話を満喫。時計という共通項を介して、いつまでも話がつきない。
戸賀さんが書き下ろした著書「結果を出す男はなぜ『服』にこだわるのか?」は今、大人気。また、森岡さんも「デキる女のおしゃれの方程式」を2014年11月に発売したばかりで、早くも話題を呼んでいる。おふたりとも、男性はもちろん女性にもコーディネートの秘訣をレクチャーしてくださった模様。
イベントの冒頭には、オロジオの木村社長が挨拶を。ZENITHの正規販売店として10年以上のおつき合いを重ねてこれたことに、感謝の気持ちを述べた。
また、1865年にスイスのマニュファクチュールとしての歴史をスタートさせたZENITHは、2015年で150周年を迎える。今年がZENITHのアニバーサリーイヤーであることをお知らせし、あの名声高いムーブメント「エル・プリメロ」についてのエピソードなども披露した。
当日、オロジオのショップ内のレイアウトはチェンジされ、時計のショーケースが大テーブルに!集まったみなさんは、見慣れたショップとは違う非日常の空間の中、ピンチョス&スパークリングワインのマリアージュを楽しんだ。
このように、雑誌や時計ブランドとコラボレートしてのイベントは、今後も随時開催予定。「Oro-Gio Style」でも発信していくので、乞うご期待。